鑑賞/オース!バタヤン

Mon, 17 Jun 2013 20:34:00 JST (1977d)

オース!バタヤン

歌手のバタヤンこと田端義夫さんのドキュメント映画です。バタヤンが母校、大阪北鶴橋小学校でライブを行うことになった。その模様を中心に、バタヤンを慕う芸能人、スタッフのインタービュで構成されています。ライブの司会は、これまた大阪で超有名な浜村純さんが、名調子を聞かせてくれます。

と、上記のような内容だと思っていましたが、驚いたのは、バタヤンの電気ギターへのこだわりでした。若かりしステージで、電気ギターの調子が悪いと、ペンチ片手に修繕する姿に目を丸くしました。さらに各弦の張りを合わせるチューナーが、オシロスコープのような、未だかって見たことがない測定器を使っていました。

なんでもグランドピアノの調整には現在でも使っているらしいですが、ギターのチューニングで、あんな測定器があること自体、初めて知りました。

バタヤンの持つ電気ギターですが、古い物なので、あのような音色かと思ってました。ところがバタヤンの娘さんやフォーク歌手の小室等さんが爪弾くと、普通の音色が出てました。つまり、バタヤンの独特の奏法が醸し出す音色だったのですね。これも貴重な発見でした。

電気ギターもそうですが、歌にはこだわりがたくさんあるようです。やっぱり一流の歌手ですね。

最後、観客席の真ん中を通って出ていく姿は、お客さんを大切にするバタヤンらしいエンディングでした。