鑑賞/別離

Tue, 15 Jan 2013 23:10:35 JST (2129d)

別離

娘の教育環境のため移住を望む妻と、認知症の父親の介護のため移住を反対する夫がいた。そのことで別居になり、家政婦を雇うことにした。紹介されてやってきた家政婦は、実は妊婦であった。父親の介護は、聞かされた以上に大変な労力が必要だった。


この物語、当クラブのファンにはお薦めできません。でも、元気があれば、ぜひ見て頂きたい一作です。映画は一般的に綺麗ごとしか描かれていません。この作品は『これが現実なんだ』を感じさせる十分な説得力があります。


途中から居た堪れなくなりました。悪いの誰?みんな自分の立場を守ろうとしているだけなのに。自分の立場を守るのはいけないことなの?しかし、途中からみんな正直に、後悔しないように、自分が思う正しい道に進もうとします。それでも踏み出した道を戻れない悲しさを痛感します。


この作品のキャッチフレーズを書いておきます。
『はじまりは、愛するものを守るための些細な”嘘”だった』

イラン映画の秀作だと思います。