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No.125 恋にあこがれて in N.Y.

作品名

「恋にあこがれて in N.Y.」’01年度作品

監督

マーク・ウォーターズ

出演

  • モニカ・ポッター
  • フレディー・プリンゼ・Jr

あらすじ

 アイオワ州からニューヨークへ出てきたアマンダ(モニカ・ポッター)は
昔から男を見る眼が無く、裏切られることの連続であった。今はメトロポリ
タン美術館で美術品の修復係をしている。
 たまたま張り紙広告で格安のアパートを見つけた。いざ出かけてみるとキ
ャンディ、ジェードなどモデルの卵たち4人が小遣い欲しさにクローゼット
を間借りしようとしていたのである。しかし値段の安さに惹かれて同居する
ことにした。
 いざ一緒に暮らしてみると男運の無かったアマンダには想像もできない
ような毎日であった。キャンディたちも男達にはツレナイ態度をしていたが、
アマンダとは意気投合して幸せな日々が続いた。
 アマンダには気になる男がいた。それは隣に住むミスター・水槽こと、ジ
ム(フレディー・プリンゼ・Jr)であった。男運の無いのを自覚している
アマンダはキャンディたちの強力な後押しにも係わらず、進展の少ない日々
を過ごした。そんなある日、アマンダはジムの信じられない光景を目撃して
しまった。

お勧めポイント

 上記の内容だけだとラブロマンス物かと思うことでしょう。でも途中から
物語は意外な展開を示し、ジムは殺人犯という予想もしなかったサスペンス
物になります。しかし最後まで観るとラブコメディ物というのが一番相応し
い感じの作品です。
 何より小気味良いのがテンポです。次から次に場面が替わり、その度に笑
ったり、驚いたりの連続です。脚本を手がけたのが「メリーは首ったけ」を
書いた人だと言えば、どのような展開かは判り易くなると思います。この作
品も「メリーに首ったけ」と同様に楽しいシーンのオンパレードです。
 笑えるシーンは多いですが、特にモデルたちが毎夜行う集団デートの内容
は呆れ返ります。またアマンダに必殺の化粧を施すと、垢抜けしていなかっ
たアマンダが一流のモデルに見えるのも驚きます。
 この作品は一人でも、大切な人とも、大勢でも十分に楽しめる一本です。
この作品が劇場未公開とは非常に残念です。

ポイント

笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度  :★★★