作品名
「ペーパー・ムーン」 ’73年度作品
監督
ピーター・ボグダノヴィッチ
出演
- ライアン・オニール
- ティタム・オニール
あらすじ
昔つきあった事のある女性が、車にはねられ死亡した。残された遺族は、ただ一人、幼い少女アディ(ティタム・オニール)だけだった。
これも何かの縁と葬式に参列したモーゼ(ライアン・オニール)。近所の人の頼みを断れ切れずアディを親戚の元へ、車で送り届けることになった。行きがけの駄賃に交通事故の相手から200ドルを脅し取ったのを聞いていたアディは、モーゼにそれは自分のお金だから返せと要求する。
でも既にお金はモーゼが使い込んでいた。こうして二人の奇妙な旅は始まった。
お勧めポイント
モーゼの職業は、聖書の販売。聖書を売りつける言葉の巧みさに笑えます。また、アディとコンビを組むことで、その方法もバラエティに富んできます。アディが誕生祝いのお札を騙し取るところなどは最高です。
本当の親子で無い二人ですが、いつしか愛情を感じ合います。そう、紙に書いた月でも本当のお月様に見えるように。この映画は73年度作品ですが、古き良き時代に近づくように白黒作品にしてあります。主演の二人は、芸名からもお分かりのように実の親子です。それだけに息はピッタリです。
この映画も最近、レンタル屋さんの片隅に置かれていることが多くなりました。無くならないうちに一度見て下さい。心温まる良い話です。見たことのある人ももう一度御覧になってはいかがでしょうか?
ポイント
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆
ほのぼの度 ★★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★

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