作品名

「劇映画 孤独のグルメ」 ‘25年度作品

監督

松重 豊

出演

  • 松重 豊
  • 内田 有紀

あらすじ

 輸入雑貨商を営んでいる五郎さん(松重豊)は、フランスへ頼まれた絵画の納品にやってきた。そこでひょんなことから依頼主の祖父から、小さい頃によく作ってもらったスープを、もう一度食べたいと呟かれた。

 五郎も食べ物には非常に興味を惹かれる人であったから、幻のスープを再現することに協力することにした。まずは祖父が住んでいたという長崎へと向かい「いっちゃんスープ」のヒントを探すことにした。

 いくつかの食材は聞いていたが、「いっちゃんスープ」という名前は誰も知らなかった。それもそのはず、依頼主の祖父の名前が「いっちゃん」だからそう呼んでいたということが判明した。

 手がかりは少ないが、長崎では有名な食材がどうやらその鍵を握っていると分かった。その食材を手に入れるために離島へ渡ろうとした五郎に嵐が襲ってきた。

 流された五郎は、どこかの島へたどり着いていた。さらに悪いことに、空腹を満たすために食べたキノコは、毒キノコであった。

 目覚めた五郎は、どこかの部屋で横たわっていた。ドアの向こうから聞こえてくる声は日本語ではなかった。ここはどこか?と旅慣れた五郎にも緊張が走った。

 外国の人ばかりいる中で、志穂(内田有紀)と名乗る日本人がいた。

お勧めポイント

 人気テレビドラマで井之頭五郎さんが登場する究極のグルメ作品です。

 輸入商を営む五郎さんは、高額商品のため、あちらこちらへ直接納品にお伺いすることも多いです。その時に、各地の名産物など現地でなければ味わえない店を直観で探しだして、美味しい料理に舌鼓をうつというのが五郎さんのライフスタイルです。

 さらに仕事が一息、あるいは仕事前に、「それにしても腹が減った」と言って茫然と立ち尽くす姿も定番です。本作は映画ではありますが、テレビ同様に、これらの名シーンは登場します。

 さらに映画であるからには、テレビでは出来なかった派手な展開にしようと、この辺りは主演の松重豊さんが自ら監督でもあるせいか、徹底したものになっています。

 テレビでも電車や車、船に乗って移動するシーンが毎回のように登場しますが、本作でも各種移動手段が登場します。物語の冒頭にフランスへの飛行機搭乗シーンがあります。またまた五郎さんがやらかしそうな事態に笑ってしまいます。

 しかし究極は、”あらすじ”にも書きましたが離島への移動手段です。離島だから船だろう、そうです船は舟なのですが、あんなので大丈夫ですか!という移動手段です。天候が良ければ問題ないのでしょうが、海上の天気は変わりやすいものです(苦笑)

 さて、物語の前半は食材を求めての珍道中ですが、後半はその食材を使って幻のスープを再現できるかという内容に移っていきます。グルメ通の五郎さんも、さすがに幻のスープを再現することはできません。そこをなんとかするのが顔の広い五郎さんの神技です。

 どうぞお正月にみんなで楽しめる映画を観ようということであれば、この作品をお勧めします。または五郎さんのように一人で楽しみのもありです。映画の途中くらいから「しかし腹が減った」という気持ちになるのは間違いないです。
 
 明日もがんばルンバ!

ポイント

笑える度   ★★★★
ファイト度  ☆☆☆
ほのぼの度  ★★★★
スッキリ度  ☆☆☆
感動度    ★★★