作品名
「学校III」 ‘98年度作品
監督
山田 洋次
出演
- 大竹しのぶ
- 小林 稔侍
あらすじ
夫を過労で失った紗和子(大竹しのぶ)は、自閉症の子供と二人暮し。そんな彼女を会社は、一方的な理由で解雇してしまう。
ハローワークに相談に行った彼女は、手に職が無いことから、技術を身に付けることを勧められる。
そこでビル管理の技術をつけるため、職業訓練校に通い始めるが、そこには、さまざまな人々が学びに来ていた。
子供の面倒も見ないといけない紗和子には、毎日が戦いであった。しかし、周吉(小林 稔侍)を始めとする仲間の温かい友情に助けられながら、資格取得への道を歩んでいく。
お勧めポイント
この「学校」シリーズは、いままで子供たちの学校を取りあげた物語でしたが、第3作にあたるこの作品で、大人の通う学校を舞台にしました。
その為、いままで以上に身近な気がします。映画では、色々な環境におかれている人々が必死に生きていこうとする様子を、山田監督お得意の人情風情豊かに伝えてくれます。
「寅さん」シリーズや「幸せの黄色いハンカチ」などでお馴染みの監督ですよね。
先日、大竹しのぶさん主演の「黒い家」を観ましたが、この「学校III」の方が大竹さんの良さを十分に引き出しているように思います。
ポイント
笑える度 ★★
ファイト度 ☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★
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