作品名
「アイリスへの手紙」’90年度作品
監督
マーチン・リット
出演
- ジェーン・フォンダ、ロバート・デ・ニーロ
あらすじ
ひったくりに遭って困っていたアイリス(ジェーン・フォンダ)を助けたのは、同じ工場でコックをしているスタンリー(ロバート・デ・ニーロ)だった。
同僚ということもあって話をするようになった二人。でもアイリスは、スタンリーに変わったところがあるのに気づいた。
その理由は、スタンリーが字の読み書きをできないことにあった。スタンリーの切なる願いを聞き入れたアイリスは、彼に字を教え始めた。やがてそれは愛情に変わっていった。
お勧めポイント
この映画が始まった頃、字を読み書き出来ないことがどれほど大変なことであるか、認識できていませんでした。漠然と辛いことだろうとしか思っていませんでした。
でも、職にさえ満足に就かせてもらえないということを痛感しました。優秀なコックであるのに、人が嫌がるような仕事にしか就けなかったりします。その分、聖書さえ読めるようになったスタンリーが、アイリスへの感謝と愛を綴った手紙は、素晴らしいものがあります。
日本の識字率は95%前後と、ほとんどの人が読み書きできますので、このような題材はピンとこないところがあると思いますが、アメリカでのそれは、80%前後ということです。それだけに、現実にも同じような悩みをもっている人が多いのです。
ポイント
笑える度 ★★
ファイト度 ☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★

スポンサーリンク

