No.047 ブロンクス物語｜メンタルシネマクラブ

作品名

「ブロンクス物語」 ‘９３年度作品

監督

ロバート・デ・ニーロ

出演

リロ・ブランカート
ロバート・デ・ニーロ

あらすじ

　１９６０年、９歳になるロレンツェ（リロ・ブランカート）の一家はブロンクスに住んでいた。ロレンツェの父は市バスの運転手をしている厳格な人であった。

　そんなある日、ロレンツェは町の顔役でマフィアのボスでもあるソニーが殺人を行う現場を目撃してしまう。

　ソニーに憧れていたロレンツェは警察官の問い合わせに嘘をついてソニーをかばう。
　その日からソニーはロレンツェに目をかけるようになる。

お勧めポイント

　６０年代の音楽をバックに、当時の世相をうまく盛り込んだ作品です。ラストにロレンツェが父とソニーから学んだことを話すシーンは必見です。思わずうなずいてしまう良いセリフを残してくれます。きっとあなたも自分へ問いかけることでしょう。

　そしてもうひとつ、一生に３人の最高の女性に会うというソニーの言葉、それを見極めるドア・テストとは。男性は試してみる価値がありますし、女性は知っておいた方が良いと思います。

　主演のリロ・ブランカートは、ロバート・デ・ニーロの若い頃って、こんな感じで、ロバート・デ・ニーロの実子が出演しているのではと思うほど似ています。