作品名
「メジャーリーグ」’89年度作品
監督
デヴィッド・S・ウォード
出演
- チャーリー・シーン
あらすじ
クリープランドを本拠地に置くインディアンズは、1948年以来優勝に
見放されている大リーグチーム。今年はオーナーの死去により、未亡人がオ
ーナーになった。ところがこのオーナー、マイアミからの招致で私有財産を
増やそうと計画していた。その為にはインディアンズがどん底でクリープラ
ンドを追い出される必要があった。そこで、無名選手と峠を越えた選手ばか
りを集め、監督にも「ドンジリシリーズ監督」との悪名高い監督を起用した。
集まったメンバーは、不良でノーコンのリッキー(チャーリー・シーン)
を始め、足は速いが打てない奴、直球ならホームラン、変化球なら三振の一
発屋、引退後の生活しか考えてないベテランなど一癖も二癖もある奴ばかり。
開幕はしたが散々なる結果、そんなある日監督のルーは、ノーコンのリッ
キーが極度の近眼である事に気づく。
ようやく波に乗ったチームであったがオーナーの企みを知り、さらに一丸
になって優勝へと前進し始めた。
お勧めポイント
最悪のメンバーが集まったインディアンズでしたが、徐々にチームワーク
ができ、選手の個性がうまく噛み合って大活躍します。優勝が決まる天下分
け目の一戦で、ワイルドシングスことリッキーが登場し、場内が一体になっ
てのワイルドシングステーマソングが心地よいです。この曲は何とも良い曲
です。
地元ラジオアナウンサーの実況放送も見所の一つです。少々のエラーも見
えてないことをいいことに、見事にフォローするナイス・ファインプレー放
送ぶり。チームの連敗と共に応援団の数も少なくなる一方なのに、ラジオ放
送は熱のこもった実況を続けます。その甲斐あってか、優勝へと王手を掛け
ます。さて優勝することができるのでしょうか?
この映画、野球一筋だけでなく、選手の恋愛も同時に描いている優れもの。
こちらの方もうまくいくのでしょうか?
この映画は実際のチームをモデルに描かれています。この映画の大ヒット
により、2,3が映画化されました。特に2から「とんねるず」の石橋貴明
さんが日本人大リーガー役で大活躍します。今年は現実にも大リーグで活躍
している人が多いですね。ガンバって欲しいところです。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★★


