作品名
「フォーエバー・フィーバー」’98年度作品
監督
グレン・ゴーイ
出演
- エイドリアン・バン
あらすじ
1977年、スーパーの店員をしているホック(エイドリアン・バン)は、
ブルース・リーに憧れる青年であった。仲間と映画、ボーリングに明け暮れ
る毎日を過ごすホックは、偶然「フォーエバー・フィーバー」なる映画を見
てダンスに興味を覚え、幼馴染のメイを誘ってダンス教室に通い始めた。
ホックの夢はバイクで旅する事であったが、3000ドルもするバイクを
購入することは叶わない夢であった。そんな或る日、ダンスコンテストで優
勝すれば賞金5000ドルをもらえることを知り、応募しようか迷ったホッ
クは、もう一度「フォーエバー・フィーバー」を見に行った。不思議なこと
にスクリーンから主演のトラボルタが抜け出してきて、ホックにアドバイス
をしてくれた。
ホックの上達に脅威を感じたライバルのリチャードは、ホックに妨害工作
を始めた。果たしてホックは優勝することができるのでしょうか?
お勧めポイント
上記の内容だとシリアスなドラマかと思いきや、お笑いの場面も多数用意
されています。また、ホックのラブロマンスにはホロリとさせられます。ホ
ックを演じるエイドリアン・バンの顔が2枚目のシーンではSMAPの稲垣
吾郎さんに、コミカルなシーンではウッちゃんに見えます。こう考えると二
人の顔は似ているのかも知れません。皆さんにはどう見えるかは見てのお楽
しみです。
ダンスシーンは見事で、それまでのホックとは別人のように思えてしまい
ます。劇中に出てくる「フォーエバー・フィーバー」は日本で公開された時
は「サタデー・ナイト・フィーバー」というタイトルでジョン・トラボルタ
が主演していました。これを連想させるのでしょうが、この映画に出てくる
トラボルタなる人物は全然似ていません。(笑)
ブルース・リーの大ファンという設定の割には、冒頭でリーを意識したシ
ーンがあるだけかと思っていましたが、最後の最後に見せてくれます。ウッ
ちゃんばりのブルース・リーを!
この映画は以上のような内容に留まらず、社会問題にも触れています。そ
れはホックと違い、家族の期待を集める弟の姿を通して描いています。
ポイント
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★★


