作品名
「グリーン・カード」’90年度作品
監督
ピーター・ウィアー
出演
- ジェラール・ドバルデュー
- アンディ・マクダウェル
あらすじ
フランスから観光ビザでアメリカにやってきたジョージ(ジェラール・ド
バルデュー)。彼はアメリカで働くため、アメリカ人のブロンディー(アン
ディ・マクダウェル)と偽装結婚をし、居住許可グリーン・カードを取得し
た。
作戦は成功したかにみえたが、数日後、入国管理局の係員が確認をしに、
ブロンディーの庭付きマンションにやってくることになった。慌てたブロン
ディーは急遽ジョージを探し出し、楽しい結婚生活を演出した。打ち合わせ
も無しに係員の質問をなんとか切り抜けたかに思えたが、最後に二人の馴れ
初めを聞かれ、しどろもどろになっていく。
お勧めポイント
ユーモラスな場面の多いラブストーリーです。最初の見せ場は内容でもご
紹介した入国管理局の係員との応対です。しどろもどろになっていくところ
は、さすがは入国管理局の人、ジョージのウソを見抜きます。また、マンシ
ョンの隣人もブロンディーの様子がおかしいのに気づき、ブロンディーの部
屋を監視します。
再調査されることになった二人が同居してお互いを知ろうとし、その過程
でお互いの素顔に惹かれていきます。でも再調査の行方は?
お互いを知ろうとする場面ではかすかに流れてくる曲があります。どこか
で聞き覚えがあるエンヤの曲です。
面白いシーンではブロンディーの友人のパーティで、作曲家という肩書き
になっているジョージが演奏するピアノです。これは凄い(笑)。全編を通
じてフランスの名優ジェラール・ドバルデューの演技が光っています。
さて最後に問題です。ジョージが偽装結婚したのはグリーン・カードを取
得するためでした。ではブロンディーが偽装結婚を決意した理由は何でしょ
うか?
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★★


