作品名
「ロミオとジュリエット」’68年度作品
監督
フランコ・ゼフィレッリ
出演
- オリヴィア・ハッセー
- レナード・ホワイティング
あらすじ
1450年ごろ、名門のモンタギュー家とキャピレット家は、犬猿の仲で
一族をあげて、奉公人達でさえも血で血を洗う争いをしていた。
ある日、舞踏会でロミオ(レナード・ホワイティング)は一人の女性に心
を奪われた。その女性の名はジュリエット(オリヴィア・ハッセー)。ジュ
リエットもロミオを見た途端に恋に落ちた。だが二人は仇同士の一族である
ことを知り愕然とする。
苦悩に満ちたジュリエットの深い思いを知った時、ロミオも自ら禁断の恋
に踏み出すことを決意した。しかし、両家の立場を考えると許されるはずも
なく、思い余ったジュリエットはローレンス神父に相談する。全てを知った
ローレンス神父はジュリエットにある方法を教えた。
お勧めポイント
誰もが知っているシェークスピア原作の映画化です。
何度か映画化されていますが、未だに、この作品の印象が一番深いです。
主人公のジュリエット役には初々しいオリヴィア・ハッセーさんが演じて
います。当時は、こういう作品はベテランの女優が演じるものだという風潮
があった中、原作のイメージに一番近い形をとるために、15歳の彼女が選
ばれました。
二人が出会う舞踏会のシーンで、独唱される曲があります。この曲が流れ
る中、二人がゆっくりと近づけていくのが一番印象に残りました。
ラストの悲劇、この場面はこの映画で最大の見せ場であり、涙が溢れてき
ます。ほんのちょっとした行き違いで、人生が180度変わる恐ろしさを感
じさせました。
二人がどんなに愛し合っていても一緒になれない時代があったのを考え
ると、今はとっても幸せな時代ですね。
いよいよ夏が本番を迎えました。今年の恋はどうですか?
後悔のないように、いい思い出が作れますように。
ポイント
笑える度 :★
ファイト度:☆☆☆
ほのぼの度:★
スッキリ度:☆☆
感動度 :★★★★★


