作品名
「ウーマン・オブ・トップ」’00年度作品
監督
フィナ・トレス
出演
- ペネロペ・クルス
- ムリロ・ベニチオ
あらすじ
イザベラ(ペネロペ・クルス)は極度の乗り物酔いをする少女だった。し
かし、神から授かった天才的な料理の腕で、愛する夫トニーニヨ(ムリロ・
ベニチオ)と共にブラジルでレストランを経営していた。
乗り物酔いや夫を操る最大の方法は、自らが操縦することだった。夫婦間
のセックスで一度もリードすることが出来なかったトニーニヨは、魔が差し
て隣人と浮気をしてしまった。それを見つけたイザベラは、乗り物酔いもな
んのその、サンフランシスコへ行ってしまった。
天才的な料理の腕を誇るイザベラは、料理教室で働き始めた。しかしその
腕と容姿に非凡な才能をみつけたTVプロデューサは、イザベラを料理番組
へ大抜擢した。彼女の起用、彼女のアイデアは好評をはくし、一躍人気者に
踊り出た。全国放送も決定したある日、夫トニーニヨが突如、スタジオに乱
入した。
お勧めポイント
ロマンチックでユーモラス、そしてほのぼのとした作品です。
神から授かった力で料理を作ると、その料理から美味しそうな香りが立ち
昇り、その香りを嗅いだ人がみんなイザベラの虜になってしまいます。この
香りがなんとも美味しそうで、映画では匂いは判らないのですが、とっても
甘酸っぱい、フルーティな香りと感じます。
イザベラが料理を作れなくなった時、夫トニーニヨが二人で料理を作るこ
とを提案します。最初は戸惑っていたイザベラですが、だんだん調子を取り
戻し、完成された料理から美味しそうな香りが立ち昇ります。そして二人の
愛の炎も燃え上がります。
BGMに流れるボサノバの音楽も爽やかな印象を鮮明にします。ペネロ
ペ・クルスの魅力を余すことなく披露されています。
みんなを幸せにする料理って大切ですね。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★


