作品名
「アメリカン・スウィートハート」’01年度作品
監督
ジョー・ロス
出演
- ジュリア・ロバーツ
あらすじ
グウェンはハリウッドの人気女優。夫で同じく人気男優のエディとの共演
でヒット作を飛ばし続けていたが、グウェンの浮気から別居状態になってし
まった。そのせいもあってか、人気は下降線をたどる一方。
そんな二人の仲介役をするのがグウェンの妹で彼女の付き人をやってい
るキキ(ジュリア・ロバーツ)だった。以前、二人がケンカした時にエディ
を慰めていたキキは、酒に酔ったエディからキスをされたことがあった。し
かしエディは酒を飲んでいて、そのことを気にしていない。その上、キキを
実の妹のように思っていた。ところがキキの方はキスをされたことをよく覚
えていて、姉の夫ながら恋心を抱いていた。
エディとグウェンが同席する映画レセプションを企画すれば、映画の話題
性が出ると考えた宣伝マンが、二人を出席させ仲の良いところを演じるよう
に二人に頼んだ。嫌がるグウェンは人気回復のため、グウェンに未練のある
エディは復縁を迫るため、それぞれの思いをこめてレセプションへの参加を
承知した。
お勧めポイント
物語の前半、主演であるはずのジュリア・ロバーツが脇役に撤していて、
あまり目立ちません。本当にジュリア・ロバーツが主演かと疑ったほどです。
そう感じたのには、もう一つ理由があります。それは、以前のキキは太って
いたという設定だからです。特殊メイクでしょうか(単純に口の中に綿を入
れているだけかもしれませんが)、全体にふっくらしたジュリア・ロバーツ
を見ることができます。
「恋をした女性は、こんなに変わる」という言葉を地で行くような変わり
ぶりです。でもそんな乙女心を、エディは気付きません。しかし、キキと話
しているうちに癒されていく自分に気付き始め、キキとなら、うまく行くと
理解し始めます。
ラブ・コメディー作品ですが、どちらかというとコメディー部分が多い作
品です。でもちょっぴりラブの部分も忘れていません。
ちょっとしたことで好きになったり、ちょっとしたきっかけでダイエット
を思いついたり、人間って、ちょっとしたことで変わることができるのです
よね。
今度の週末はこの作品で、愛しの人とボジョレ・ヌーボを飲んでみませ
んか?
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆
ほのぼの度:★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★


