作品名
「ロイヤル・セブンティーン」’03年度作品
監督
デニー・ゴードン
出演
- アマンダ・バインズ
あらすじ
17歳のダフネ(アマンダ・バインズ)は母親とニューヨークに住んでい
る。幸せな毎日を過ごしていたが、一つだけ満たされない夢があった。それ
は会ったこともない父親とダンスを踊ることだ。父親はイギリスの上流階級
だったのが災いして、ダフネの母親は言葉巧みに追い出されたのだった。
母親譲りの自由奔放なダフネは、ついに決意し、イギリスへ、まだ見ぬ父
親に会いに単身出かけてしまった。
父親のヘンリーは、有名な政治家だった。すぐに見つかったヘンリーの屋
敷で、ダフネは偶然ヘンリーと直面した。しかしヘンリーは自分に娘がいる
のを知らなかった。そればかりか、自分はダフネの母親に見放されたとさえ、
思っていた。
ともかくダフネは貴族令嬢としてイギリス社交界にデビューすることに
なった。しかし、ダフネを取り巻く環境は決して容易くなかった。ダフネの
自由奔放な性格や、ヘンリーの政治家生命への悪影響など、ダフネのことを
煙たがる人も多い。がんばれダフネ!
お勧めポイント
爽やかな青春ドラマです。
ダフネの自由奔放な性格は、周りの人に色々な変革をもたらします。暗く
地味な双子が、ダフネに勇気付けられて、明るさを身につけたとたんに、双
子のボーイフレンドが出来ます。
父親のために貴婦人を装うダフネにボーイフレンドのイアンは、本当のダ
フネはどこに行ったと悲しがります。それを知ったダフネは有るがままの自
分で生きていこうとします。その思いは父親ヘンリーにも伝わります。この
二人、本当の親子だと匂わせるシーンが楽しいです。ちょっとした仕草がど
れもそっくりです。親子ってどこか似るものですよね。
映画で使われる音楽は、どれもポップなビートの効いた音楽ばかりで、こ
れもダフネの自由奔放な行動と良く合います。でもスローなバラードもなか
なか良いです。
もうすぐ夏ですね。今年の夏も後悔することなく、自分の信念に従って何
かにチャレンジしてみてくださいね。そんなあなたの参考に、ダフネの自由
奔放な暮らしを、ぜひ御覧ください。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★★


