No.332 ピンクパンサー｜メンタルシネマクラブ

作品名

「ピンクパンサー」’06年度作品

監督

ショーン・レヴィ

出演

スティーヴ・マーティン
ケヴィン・クライン
ジャン・レノ

あらすじ

　サッカーの試合で殺人事件があった。フランス代表のコーチが、試合終了
とともに殺された。しかも彼の指にあった世界一のダイヤモンドのピンクパ
ンサーが消えていたのである。

　事件を解決すべく、ドレイフェス警視（ケヴィン・クライン）は捜査に乗
り出そうとした。しかし、世間の注目が集まっている事件だけに、注目をそ
らすために、無能な警官を担当にすることにした。

　選ばれた警官はジャック・クルーゾ警部（スティーヴ・マーティン）だっ
た。さらに彼の動きを監視するために、ジルベール刑事（ジャン・レノ）を
相棒につけた。

　事情を何も知らないクルーゾは、昇進と有名事件の担当、気合一杯で捜査
にのりだした。

お勧めポイント

　スティーヴ・マーティン主演のコメディドラマです。
　以前、ピーター・セラーズ主演でシリーズ化されたピンク・パンサーがス
ティーヴ・マーティン主演で蘇りました。ハチャメチャな作品になっている
かといえば、スティーヴの小気味良いギャグに連発に大笑いしてしまいまし
た。これでもかというほどに出てきます。

　共演のジャン・レノは、最初はそっくりさんだと思いました。その理由は、
こんなコメディな役がこなせるとは思ってもいませんでした。さらに、ケヴ
ィン・クラインも出番は少ないですが、見せてくれます。

　男ばかりでなく、シーンを彩る女性の活躍も雰囲気を和らげてくれます。

　フランスが舞台だからか、やたらとロードレーサーに乗ったサイクリスト
が登場し、画面で派手なアクションを展開します。

　このクルーゾ警部、抜けているのか、それとも天才なのか、それはこの作
品をご覧になられたあなたが、ご判断ください。