No.342 おばちゃんチップス
「おばちゃんチップス」’06年度作品
田中 誠
上司の尻拭いで家弓(船越 栄一郎)は、会社をリストラされた。そこで、
かねてから研究していた大阪弁を学びに、非常勤講師として、大阪で暮らす
ことにした。
賄い付きの下宿先は、大阪のおばちゃんらしい千春(京 唄子)らがいる
下町情緒の残るところであった。最初は慣れない大阪の雰囲気に、面食らっ
た家弓だったが、えげつなく思えたおばちゃんたちとも仲良く暮らし始めた。
下宿先の裏には、麻衣子(misono)という若い女の子が住んでいて、マジ
メで優しい家弓のことを、何かと面倒をみてくれた。
ところが、そんな町に、地上げ屋の手が伸びていた。
大阪の下町情緒あふれる人間ドラマです。
主演の船越栄一郎さんは、テレビドラマでもよくご存知のことと思います。
あの優しい雰囲気で、大阪のえげつないおばちゃんや、ソロバン上手の商人
(あきんど)たちと、どのように接していくのか、これは見ものです。
大阪弁と標準語のイントネーションの違いは、どこなの?と思う人にも、
その違いを分かりやすく教えてくれます。この作品を見た直後から、大阪弁
のイントネーションで話せること間違いなしです(笑)。
共演には、名もないけれど、大阪に、うじゃうじゃいるおばちゃんたちが
多数登場しています。また、吉本の芸人さんたちも出ていて、場を盛り上げ
てくれます。
共演のmisonoさんは、他の作品で観たことがないのですが、エエ味を出し
ています。プロフィールを探してみると、京都出身ということで、当然、大
阪弁も流暢に話されます。その明るいキャラクタも大阪によくいる元気なお
姉さん、そのものです。
2時間ドラマの帝王と言われる船越さんのコメディで、今度の週末を笑い
飛ばしてみませんか?
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★
