作品名
「いこか もどろか」 ’88年度作品
監督
生野 慈朗
出演
- 明石屋さんま
- 大竹 しのぶ
あらすじ
田口翔平(明石屋さんま)は、証券会社社員であったが、暴力団の金を使
い込んだことで脅されていた。返す金の当てが無い田口は、金を返すために
強盗を強要された。
暴力団の言った通り、金は簡単に盗めそうであった。ところが突如出てき
た女に金を奪われてしまった。暴力団からは女を探し出せと言われたが、そ
んなうまく行くはずもない。ところがどっこい、町で女は簡単に発見できた。
女は、向井小夜子(大竹 しのぶ)と言うOLであった。彼女もギャンブ
ルで金に困っていて、偶然聞いた田口たちの話に便乗したのであった。
どちらも金が必要ということで、さらなる強盗を実行し、お互いが必要な
金額をせしめた。
金を分配しようとしたところ、置き引きに金が入ったバッグを奪われてし
まい、その金を取り返せたのは、新幹線が福島に着いた頃であった。
東京へとレンタカーで引き返し始めたが、ラジオで聞いた二人組の強盗を
探す警官がうろつく中、警官を避けるように東京へと向かった。
お勧めポイント
笑い満載のコメディ作品です。
主演は明石屋さんまさんと大竹しのぶさんです。最初に画面に登場したさん
まさんの若いこと、かっこいいこと、これだけでも必見です。
さんまさんとしのぶさん、息がぴったりだと思ったら、この作品が完成直後
にご結婚されました。
主演の二人を取り巻くように登場する人たちも、みんな若いです。なかでも
ベンガルさん演じる置き引きと、さんまさん、しのぶさんの壮絶な金の奪い合
いは、お腹をかかえて笑ってしまいます。特にしのぶさん、過激です(笑)。
全編、二人の掛け合い漫才を見てるようで、それだけで十分にご馳走様です。
物語の後半は、福島周辺を逃げ回る二人が、徐々にお互いを理解して近づい
ていきます。このように、実際にも接近したのですね。
物語で登場する不動湯温泉ですが、本当に良いところですね。福島県にある
ので、大丈夫かなと探してみましたら、震災の影響なしとの文字が目に入りま
した。ぜひ、温泉に行かれてください。
ポイント
笑える度 :★★★★★
ファイト度:☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★


