作品名
「チャンス商会 ~初恋を探して~」 ‘15年度作品
監督
カン・ジェギュ
出演
- パク・クニョン
- ユン・ヨジョン
あらすじ
ソンチル(パク・クニョン)は生涯独身を貫くガンコ親父だ。何かにつけて怒鳴り散らす。今日も向かいに引っ越して来た引っ越しトラックが通行の邪魔だと怒鳴った。
向かいに引っ越して来たのは娘と暮らす初老の婦人グンニム(ユン・ヨジョン)だった。このグンニムが何かにつけてソンチルに近寄って来る。不法侵入だと警察沙汰になったのを機に食事に誘えと迫ってきた。
ソンチルもグンニムにはまんざらではなかった。しかしどのようにエスコートすれば良いか独身を貫いたソンチルには分からず、バイト先のスーパー店長に相談することにした。
店長は実際にレストランに連れていき細かく手ほどきしてくれた。おまけに支払いはクレジットカードがスマートだと、ソンチルにカードを貸してくれた。
とうとうデートの日が来た。緊張して練習の時のようにはいかないが、グンニムが優しくフォローしてくれて初デートは成功に終わった
頑固親父もグンニムに舞い上がった。
お勧めポイント
びっくりポンの展開 頑固親父ほど根は真面目で優しい人です。この作品の主人公も例外ではありません。でもそのやさしさを知られたくないから頑固者を装っているのです。
そんな頑固親父も恋愛には純情です。しかも先が短くなるほど、人恋しい思いに駆られます。近所に住む一人暮らしの老人が息絶えて発見されたのは他人事とは思えません。
この物語、細かいセリフも考えたら不思議な処がたくさんあります。私などはあまり気にせずに見ていましたが、再度観るとおかしいセリフが多々ありました。
その秘密が最後に判るのですが、これはびっくりポンとしか言いようがありません。こんな展開もあったのか!?とよく出来た物語に感心しました。
冒頭で紹介された初恋の人かと思ったら、そんな生温いものではありません。繰り返しになりますが「びっくりポン」だす。
今回ご紹介した作品は韓国映画ですが、アメリカ映画「やさしい嘘と贈り物」のリメイクだそうです。オリジナル版もぜひ観たくなると思います。
ポイント
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★★★


