作品名
「マイ・ファニー・レディ」 ‘14年度作品
監督
ピーター・ボグダノヴィッチ
出演
- オーウェン・ウィルソン
- イモージェン・ブーツ
あらすじ
アーノルド(オーウェン・ウィルソン)はLAからニューヨークへの出張を利用して高級コールガールを頼んだ。現れたのはイザベラ(イモージェン・ブーツ)という女性だったが、その人の好さに共感したアーノルドはコールガールを辞めるなら3万ドルをプレゼントすると約束した。だがこの決め台詞を何度言ったか覚えていないアーノルドだった。
イザベラは女優になるのが夢だった。彼女にエージェントが紹介したオーディションはコールガール役であった。これこそ自分に相応しい役柄だと思ったイザベラは早速オーディションに出かけた。
オーディション会場にいたのは演出家のアーノルドだ。アーノルドは大慌てで彼女を追い返そうとした。だが周りの人は彼女の才能を見抜いた。彼女こそこの役に相応しいと逆にアーノルドに進言した。アーノルドとの関係を盗み見していた男優も弱みを握ったと微笑んだ。
お勧めポイント
三谷幸喜監督もビックリのドタバタ喜劇です!
10人以上の人物が登場します。一見すると無関係だと思われた人々が、どこかで繋がっているのが笑えます。この二人が繋がっていたのかと判って大笑いのシーンも多いです。出てくる人物が誰と繋がるか想像してみるのも楽しいですよ。
特にレストランやホテルですれ違う人々のハラハラドキドキは、三谷監督作品でよく見るようなシーンです。三谷幸喜作品が好きな人は、おそらくこの作品もツボにはまること間違いなしと思います。
イザベラの履いているショートパンツですが、なぜかポケットの裏がはみ出ているのが気になります。こういうファッションってあるのでしょうか?
カウンセラーが逆にプロファイリングされて堕ち込むのが笑えます。絶対と言うものはあり得ないのが本作のコンセプトでしょうか。
さてこの状況でイザベラはどうなったのでしょうか?彼女がその当時を振り返って話すシーンは笑ったりほろっとしたりとオシャレな会話です。
上質のワインとピザを食べながら、温かみ溢れる本作を、できれば大切な人とお楽しみください。
ポイント
笑える度 ★★★★★
ファイト度 ☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★★
スッキリ度 ☆☆☆☆
感動度 ★★★


