作品名
「星の子」 ‘20年度作品
監督
大森 立嗣
出演
- 芦田 愛菜
- 永瀬 正敏
- 原田 知世
あらすじ
中学3年生になったちひろ(芦田愛菜)は、両親と姉の4人だった。何の苦労もなく父(永瀬正敏)と母(原田知世)の愛情を一身に受けて育てられた。姉はちひろが小学生の頃に親戚の家に引き取られていた。
ちひろは虚弱体質で生まれてきた。両親は娘の将来を心配した。ちひろが元気になるのならと、勧められた新興宗教の特別な水を活用する生活を始めた。
ちひろも物心がつき、自分の暮らしが友達の家と違うことに気づき始めた。姉が家を出た理由も分かってきた。でもそれよりも思春期のちひろには、新任の先生のことの方が気になっていた。ある日、遅くなったちひろ達を気になる先生が車で送ってくれた。
この週末は宗教行事で泊りがけの催しに、ちひろ一家は参加することになった。
お勧めポイント
子役で活躍されていた芦田愛菜さん主演のヒューマンドラマです。
この作品に登場する新興宗教は、聖なる水を含んだタオルを頭にのせて全身の浄化を図るものですが、最初に見たときは驚きでしかありませんでした。
インスタント珈琲を飲むシーンで、その銘柄は原田知世さんと言えば…と関連するのが笑えます。
週末の催しに参加して、ちひろ一家に変化が現れます。このシーンからの出来事は彼女たちの人生の縮図のように思えます。
ラストシーンでちひろ一家は星が綺麗に見れるという場所で星空を眺めます。ちひろたちに見えているのはどんな星空でしょうか?そしてどんな未来が見えているのでしょうか?三人の表情をゆっくりとご覧ください。このシーンが一番好きです。
芦田愛菜さんは子役時代にその顔を見ない日はないぐらいでした。親の希望で芸能生活を離れる子役もいましたが、いつのまにか姿を消す役者さんを数多く見受けられました。芦田愛菜さんはこれからもその存在に注目したいお一人です。
ポイント
笑える度 ★★
ファイト度 ☆☆☆
ほのぼの度 ★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★


