映画業界で使われる用語を説明しています
エンドロール
通常は映画本編が終わった後に、出演者やスタッフ、監督、ロケ地などが流れるシーンです。エンドと言われるように最後に主題歌等と一緒に流れる場合が多いですが、本編の最初とか、変わったものでは本編途中で流れる作品もあります。
特別出演
主演者より格上の大物俳優さんが脇役で登場する場合に言われます。エンドロールでも別枠で表示されたり、特別出演であることを注釈付きで紹介されたりします。
友情出演
主演や監督、プロデューサー、原作者などと親交が深い俳優さんが登場している場合に言われます。出演料は無料、あるいは無料に近い料金になっている場合も多いです。友情出演ですから、自ら申し出られる場合もあります。
カメオ出演
エンドロールに名前がない有名な役者、スポーツ選手、政治家、原作者などが本編に登場している場合を言います。観てくれた人へのサプライズです。口コミで広がって、そのシーンを見逃さないように繰り返しみたり、突然の登場に思わず微笑んでしまったり、することも多いですね。
カメオ出演で有名なのは、アルフレッド・ヒッチコック監督です。自分の作品にこそっと登場するので、どこで登場するか見逃さないように観ている必要があります(笑)
名画座
名画座ってご存知ですか?
一番最初にロードショー上映される映画館は、通常1作品ごとの上映です。それに対して名画座は、2作品から3作品を、同時上映してくれます。
最初に映画館で上映された作品から、それぞれの映画館がふさわしいと思った作品を選んで上映してくれます。
名画座と呼ばれる映画館が町中から消えるのは悲しい限りです。一人でも多くの人に映画を観る機会が増えればと思います。
名画座の良い所
- 観たい作品をまとめて観れる
- 良作品の発掘
- 入れ替え制がない
名画座の悪い所
- 忙しい人には時間が合わない
- 公開開始から上映されるまでに日数が必要
- 必ず希望の作品が上映されるとは限らない
- 名画座の絶対数が少ない
タナベキネマ
大阪の駒川中野にあった名画座です。残念ながら、2012年3月31日で閉館されました。

布施ラインシネマ
2020年2月29日閉館。最後は毎日のように通いました。


