作品名

「ティファニーの贈り物」 ‘22年度作品

監督

ダリル・ウェイン

出演

  • ゾーイ・ドゥイッチ
  • ケンドリック・サンプソン

あらすじ

 イーサン(ケンドリック・サンプソン)は、娘のディジーと共にティファニーを訪れた。彼女への結婚指輪を買うためだ。娘の助言もあり、高価だが気品溢れる指輪を購入する事が出来た。

 ゲイリーもまたティファニーへ彼女へのプレゼントを買いに来ていた。お金をかけることは出来ないが彼女が気に入ってくれるだろう贈り物をスタッフに探してもらっていた。

 贈り物を手に入れたイーサンたちは、ティファニーの入り口でゲイリーと接触したが、ゲイリーは会釈の一つもなく立ち去ってしまった。イーサンの娘ディジーは物騒な都会をぼやいたが、その直後、ゲイリーは車と接触して倒れた。

 イーサンは慌てて倒れているゲイリーに駆け寄った。幸い彼に意識はあり、とくに外傷もないようだったので、イーサン親子はその場を後にした。

 その翌日、娘のディジーがゲイリーのことを心配していたので、運ばれた病院へ寄って容態を尋ねてみることにした。個人情報の保護があるからと受付での押し問答を隣で聞いたゲイリーの彼女レイチェル(ゾーイ・ドゥイッチ)は、親切にゲイリーの無事を教えてくれた。彼女は近くのベーカリーで働いていることも教えてくれた。

 イーサンは田舎から呼び寄せたヴァネッサーに指輪を渡してプロポーズをしようとしたが、ティファニーの水色の箱からは、イヤリングが出てきた。彼女は大喜びだったが、イーサンには何が起こったのか分からなかった。

 冷静に考えたイーサンは、あの事故現場で、ティファニーの手提げ袋が入れ替わってしまったと気づいた。急いでレイチェルの働くベーカリー店へと向かったのだが。

お勧めポイント

 偶然が偶然を呼ぶヒューマンドラマです。その主役の小物になるのがティファニーの宝石です。多くの方があの水色の手提げ袋をご存じではないでしょうか?

 目の前で発生した突然の事故と、それを気に留めて駆け寄った主人公の優しさ、そして彼氏を救助してもらったことを知ったレイチェルがその対応に応えるように見せた優しさ、それは偶然ではなく、必然の運命であったことが物語の展開と共に分かってきます。

 どちらのカップルも微妙なすれ違いがあります。でもこの事件がなければ、それぞれの人生を平和に(何年後かにはうまくいかなくなるかも知れませんが)、過ごしていたと思います。事件からそれぞれのすれ違いが拡張されてしまって、我慢の限界が早期に現れたと考えれば、最善の結末を迎えれたのかなと思います。人生ってちょっと先は何が待ち受けているのか、本当に不思議なものです。

 この作品の登場人物は、そのリティールが小出しに明かされていきます。それを知るたびにそれぞれがどのような人生を送ってきたかが分かり、それが現在の考え方につながっているのだと納得してしまいます。

 さて最初にもふれましたが、ティファニーのオープンハートのペンダントと言えばクリスマスの定番でした。また流れるBGMは山下達郎さんの「クリスマス・イブ」も、これが聞こえてきたら、「今年もクリスマス、そしてもうすぐ新年だ」という気分にさせてくれました。今、オープンハートを探したら、びっくりするほど高いですね。

 今年も年末・年始が近づいてきました。どのようにお過ごしになられるか、お考えはまとまりましたでしょうか?まずはこの作品をご覧になられながら、構想を練ってみてくださいね。
 
 明日もがんばルンバ!

ポイント

笑える度   ★★★★
ファイト度  ☆☆☆☆
ほのぼの度  ★★★★★
スッキリ度  ☆☆☆☆☆
感動度    ★★★★