No.707 ヒーラー選ばれし者
「ヒーラー選ばれし者」 ‘17年度作品
パコ・アランド
アレック(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)はロンドンで「ヒーラー」という名の電気修理店を営んでいたが、両親と双子の兄を亡くしてからギャンブルと女に入り浸った。それが原因で借金で首が回らなくなっていた。
アレックの30歳の誕生日前に、母方の叔父だと名乗る男が現れて、カナダのノバスコシア州に移住して1年間過ごせば借金を肩代わりしてやるとのことだった。いきなり見知らぬ叔父の登場と、その申し出に、不信感を抱くのは当然だが、追い込まれているアレックには選択の余地がなかった。
カナダにたどり着いたアレックをセシリア(カミーラ・ラディントン)という女性獣医が待ち受けていて、親戚からアレックの面倒を見るように言われていると告げられた。
とりあえず得意の電気器具の修理などをやろうとアレックはセシリアに話した。それではと新聞広告を出すようにセシリアは手配してくれた。その甲斐あってか翌朝にはたくさんの村人がアレックの家に集まってきた。みんな新聞広告を見てやってきた、ということだったが?
”ヒーラー”という言葉をご存知でしょうか?スピリチュアルな世界を描いたハートフルドラマです。
この物語を観れば自然に分かりますが、人を癒す力がある人のことです。みなさんの周りでも、この人がいるだけで場が和む、明るくなる、という人はおられませんか?そういう人がヒーラーと呼ばれる人です。
さらにこの物語に登場するような、触れ合うだけで自分の抱えていた難病が回復するという力まで持ち合わせている人もいます。
自分にそんな力があるのに気づいていない人も多いですが、周りから癒し効果があるように言われる人は大なり小なりこのような能力を持つ人です。そういう人に共通するのが、子供や動物に好かれる、ということです。気づいたら子供や動物に囲まれていたという経験が多い人です。また、町で見知らぬ人から道を聞かれるのが多い人などもそうです。
この物語の主人公アレックも何も気づかずに30年間生きてきました。でもアレックの家系はヒーラーとしての能力を継承していたのです。
いきなり「あなたはヒーラーだから、ヒーラーとして生きてください」と言われても、ほとんどの人は戸惑ってしまうと思います。アレックもその一人でした。でも自分の能力がどのようなものであるのかを理解したら、それを拒否するのは多くの苦難を感じることになります。それはこの映画でも後半に描かれています。
もしヒーラーという言葉を知らない、あるいはどのようなことが出来るのかを知らない、という人はぜひご覧ください。最後はちょっと涙が出てきます。
明日もがんばルンバ!
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★
スッキリ度 ☆☆
感動度 ★★★
