作品名
「フレフレ少女」 ’08年度作品
監督
渡辺 謙作
出演
- 新垣 結衣
- 永山 絢斗
- 内藤 剛志
あらすじ
高校生の桃子（新垣 結衣）は、ある日突然、恋に堕ちた。相手は野球部
の１年でプロからも注目されているピッチャーの大嶋君であった。しかし、
恋のライバルは星の数ほどいた。
それでも天の声を信じて、野球部のマネージャーに入り込もうとしたが、
すでにマネージャーは多数いて、とても桃子が入り込めるスペースはなかっ
た。
そんな桃子は野球部を応援するために廃部寸前の応援団に入団した。そし
てめでたく応援団長に就任した。
野球部の練習試合当日、不甲斐無い応援団の応援ぶりに、野球部は惨敗し
てしまい、野球部から以後の応援を断られてしまった。
さらに相手の不知火学園の応援団からは、櫻木高校応援団を応援団と認め
ないと言われ、おまけに、期待のピッチャー大嶋君は、強豪不知火学園に転
校してしまった。
不甲斐無い応援団を見ていたのは、櫻木高校応援団ＯＢの柳原（内藤 剛
志）であった。柳原は応援団を立ち直すべく、合宿を企画した。
お勧めポイント
新垣結衣さん主演のラブコメディ作品です。
まず、新垣さんの応援団姿が凛凛しいです。しかし、新応援団の晴れ舞台当
日は、そのだらしなさに笑えます。どんなことでも始まりはこんなものですか
ね。でもその後の立派な姿があるからこそ、笑えるんですね。
ＯＢの「気合いと勇気の注入方法」の説明が面白いです。屁理屈の説明です
が、意外と納得できるものでもあります。
意気地ない団員たちが、先輩方の支えもあり、ちょっとずつ立派になってい
きます。そして友情を深めて一つになっていく姿がきちんと描かれています。
また、先輩も他人に言うだけでなく、自分も努力している姿がわかります。
「応援する人間は応援される人間よりも強くなければいけない。より努力し
た人間だけに、他人を頑張れと励ます資格がある。だから頑張るんですよね。」
たくさんの語録が登場しますが、どの語録も素晴らしいの一言です。
甲子園出場を賭けた宿敵不知火学園との一戦、応援団の努力は涙ぐましいも
のです。こんな応援なら、奇跡は起こると信じたくなります。「思いが通じれ
ば、奇跡は起こる。」
ポイント
笑える度 ：★★★★
ファイト度：☆☆☆☆☆
ほのぼの度：★★★★★
スッキリ度：☆☆☆☆
感動度 ：★★★★
