作品名
「ママの遺したラヴソング」’04年度作品
監督
シェイニー・ゲイベル
出演
- スカーレット・ヨハンソン
- ジョン・トラヴォルタ
- ガブリエル・マクト
あらすじ
絶縁していたママの友人から連絡があった。それはママの訃報だった。
さっそくママの住んでいた町へたどり着いた娘のバーシー(スカーレッ
ト・ヨハンソン)は、ママと同居していたボビー(ジョン・トラヴォルタ)
とローソン(ガブリエル・マクト)と出会った。
ママの葬式は既に済んだと聞いたバーシーは、何もない田舎町から、さっ
さと立ち去ろうとしたが、ふと、ママの住んでいた町がどんなところか、も
う少し滞在してみたくなった。
ところがボビーは、何とか彼女を追い出そうとした。それには理由がある
のだが、何よりも何かと馬が合わない二人だった。
お勧めポイント
男女3人が織りなすヒューマンドラマです。
初老の男と中年の男、そして少女。何の関係もなさそうな3人が一つ屋根
の下で暮らします。彼らの繋がりは、一人の女性だけでしたが、深いところ
で繋がっていました。
最初は、イビキや音楽という、ちょっとしたことでもボビーとバーシーの間で、ケンカが始まります。それを優しくフォローするのがローソンでした。
まったく違う生き方をしてきた3人のはずですが、徐々にお互いを理解し
ていきます。
ママとは疎遠になって、荒れた人生を送っていたバーシーも、ボビーやロ
ーソン、あるいは住民たちと触れ合っていくうちに、心が癒されていきます。
そして、あれほど嫌がっていたママの本当の姿を、自分が知らなかったママ
が鮮明になってきます。どんなにママは自分を愛していてくれたのか、その
一番の宝物が、ママが遺したラヴソングでした。
野原でのんびりとピクニックでもしてみた気分になれる、そんな作品です。
見終わったあとに、春の日差しに包まれたような温かい気分になれます。
ポイント
笑える度 :★★
ファイト度:☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★


