作品名
「プリティ・プリンセス」’01年度作品
監督
ゲイリー・マーシャル
出演
- ジュリー・アンドリュース
- アン・ハサウェイ
あらすじ
サンフランシスコに住むミア(アン・ハサウェイ)は、奥手な高校生。人
前に立つのは大の苦手。引っ込み思案な性格だから、友人と呼べるのは親友
のリリーと、その兄マイケルぐらいしかいなかった。
ある日、祖母(ジュリー・アンドリュース)がミアに会いに来た。彼女の
話は、ミアがジェノビアという国の王位継承権をもった女性、つまりプリン
セスであるというものだった。突然の話に驚くミアに、3週間後の舞踏会で、
正式発表するとも語った。
その日からプリンセスとして相応しい容姿、振る舞いを学ぶべく、ミアへ
の教育が始まった。まず髪型を変えることから始まったが、ミアの容姿が変
わった途端、周囲の同級生たちの反応も変化した。それにミア自身も変わっ
ていった。舞踏会で正式発表されるまではプリンセスの件はトップシークレ
ットだった。ミアは周囲の人に隠して、教育を受け続けた。
お勧めポイント
さぁ、今回は青春ドラマの香りも華やかなラブコメディーです。
まず驚いてしまうのが、主人公ミアの変身ぶりです。当初の髪型、メガネ
顔からは予想も出来なかったチャーミングな女性に変身します。変身した彼
女が教室で帽子を取るシーンには、ハッとする人も多いと思います。
次に彼女の行動にも変化が出て、舞踏会での自信に溢れた、素晴らしいス
ピーチには、その成長ぶりが現われます。
かわいらしい点では、キスをする時は思わず片足がキューと上がるのだと
夢見ているところです。そして、憧れの人と夢の初キスが、足に絡まった網
が原因で足を上げられないのに戸惑いを覚えます。こういう処って、気にし
ている女性って多いのでしょうね。
ミアの周りを彩る共演者は、あのジュリー・アンドリュース。「メリー・
ポピンズ」、「サウンド・オブ・ミュージック」と言えば、たいていの人の脳
裏に、そのすてきな歌声と笑顔が浮かんでくると思います。そのイメージを
そのままに、きれいに歳を重ねたという感じがピッタリです。日本では吉永
小百合さんが、同じような感じです。
突如、普通の女学生が、プリンセスとしてマスコミ各社に追いかけられ、
引っ込み思案の性格も災いし、その権利を放棄しようと悩みます。さて、彼
女はどういう道を歩もうとするのでしょうか?皆さんもミアと一緒になっ
て御覧になると楽しいと思います。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★


