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No.168 いまを生きる

作品名

「いまを生きる」’89年度作品

監督

ピーター・ウィアー

出演

  • ロビン・ウィリアムズ

あらすじ

 1959年、バーモントにある名門ウェルトン・アカデミーに一人の新米
教師がやってきた。彼の名はジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)
といい、同校のOBであった。
 伝統と規律を重んじる名門学校において、キーティングがやり始めた授業
スタイルは型破りなものだった。当初は生徒たちも戸惑いを覚えたが、やが
てキーティングの授業に魅せられていった。
 なかでも7人の生徒が“死せる詩人の会”という、昔、キーティングが発
足させた同好会を復活させ、自由な思想を展開していった。しかし、それが
災いし、事件が起きてしまった。

お勧めポイント

 作品名からも、どんな内容なのか判ってもらえると思います。正に、この
タイトルがピッタリの内容です。
 最初は戸惑っていた生徒たちが、途中からキーティング先生を中心に、活
発な青春を謳歌していくのが、鮮やかに描かれています。また、音楽もシー
ンによく合っていて、いつのまにか映画の中へ、皆さんも生徒さんになって
参加していることでしょう。
 主演のロビン・ウィリアムズさんは癒し系の作品には欠かせない存在です。
私はこの作品を観て、ロビンのファンになりました。メンタルビデオクラブ
の紹介作品一覧を眺めて、ロビンの作品をあまり紹介していない気がしまし
た。ロビンの数ある作品の中で、この映画が一番好きです。
 何と言っても、ラストシーンが最高です。少なくともこのシーンは泣ける
と思います。机の上に立つ生徒たち、それに答えるキーティング先生の言葉、
こんなやりとりを自分もしてみたいと思いました。
 今、混沌の時代と言われています。それだけに色々と悩みも多いと思いま
す。でもどうか、どんなにめげても、もう一度立ち上がって、「いまを生き
て」下さいね。

ポイント

笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度  :★★★★★