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No.113 ミセス・ダウト

作品名

「ミセス・ダウト」’93年度作品

監督

クリス・コロンバス

出演

  • ロビン・ウィリアムズ
  • サリー・フィールド

あらすじ

 浪費癖が災いして女房ミランダ(サリー・フィールド)から離婚を言い渡
されたダニエル(ロビン・ウィリアムズ)。離婚裁判になったが、家を追い
出され職も失ってしまったダニエルは、裁判所からの監視処分に、おまけに
愛すべき子供達とも週に1回しか会えなくなってしまった。なんとか職を見
つけたものの、子供達と会えないのはダニエルにとって、一番の苦痛であっ
た。
 コーディネータとしての仕事が忙しいミランダは、メイドを雇うことにし
た。なかなか子供達や自分が満足できるメイドが見つからない中、ミセス・
ダウトファイヤーが現れた。彼女には子供達もミランダ自身も、手放しで喜
んだ。ミセス・ダウトの仕事ぶりは驚くばかりに完璧であった。しかし、ミ
セス・ダウトには大きな秘密があった。

お勧めポイント

 以前「トッツイー」という作品がありました。この作品はひょんなことで
女装したら売れない役者が一躍大スターになってしまった、という内容の作
品です。ダスティン・ホフマンが主役で二役こなしてました。「ミセス・ダ
ウト」も同じように女装する男の話です。でもロビン・ウィリアムズの女装
は、大柄であるのを除くと、本当に街中に居そうなぐらいピッタリです(笑)。
 ロビン・ウィリアムズというだけで、どんな展開が待っているのか、想像
できると思いますが、正にその通りの展開です。
 私が一番好きなのは、同じレストランで、同じ時間帯に食事をすることに
なるシーンです。ミセス・ダウトとしてミランダ家族との団欒、その一方で
会社の社長さんとミスター・ダニエルとして懇親を行う超過密スケジュール
ぶり。都合をつけては席を離れて変身を繰り返し、酔いも手伝って、むちゃ
くちゃな展開になるところです。
 全編を通じて笑いの連続ですが、最後はほろりと泣かせることも忘れてい
ないのが憎い作品です。
 まだまだ寒い日が続きますが、この作品を始めとするロビン・ウィリアム
ズ作品週間で、心は温かくして下さい。

ポイント

笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度  :★★★