作品名
「ウェディング・シンガー」’98年度作品
監督
フランク・コラチ
出演
- ドリュー・バリモア
- アダム・サンドラ
あらすじ
1985年リッジフィールド。結婚式場で給仕の仕事についたジュリア
(ドリュー・バリモア)は、金持ちグレンと結婚する予定であった。同じ職
場で働くロビー(アダム・サンドラ)は、歌手として結婚式を盛り上げてい
た。彼の気配りがしらけた場を幾度となく助けていた。彼もまた婚約者リン
ダとの結婚を1週間後に控えていた。
1週間後ロビーの結婚式、時間が来ても花嫁リンダは現れなかった。その
日からロビーは荒れ続け、仕事中も幸せそうなカップルを妬み、暴言を吐く
日が続いた。
一方、ジュリアも恋人グレンとはフィーリングが合わないことを気にし始
めていた。そして気持ちが通じ合うロビーのやさしさに惹かれていった。そ
の気持ちはロビーも同様であった。でもロビーもジュリアも告白できずにい
た。やがてジュリアは恋人グレンと結婚する為、ラスベガスへと旅立った。
お勧めポイント
物語の前半、ロビーのやさしさが随所で描かれています。好きなシーンで
は子供たちのパーティで、ダンスを断られた男の子にジュリアと踊るように
ロビーがエスコートします。また一人で寂しそうにしている子供たちもカッ
プルを作ってダンスするように導いてくれる所です。
ラストのロビーがジュリアを追いかけて飛行機に飛び乗り、ジュリアに捧
げるオリジナル曲を歌うシーンが最高です。とっても良い曲です。そしてロ
ビーの話を聞いた乗客たちが、彼を応援しようと一役買ってくれるところも
泣かせてくれます。
年代が85年という設定なので、随所で聞こえる曲は、その当時のヒット
曲です。これも懐かしく聞くことができると思います。でも1曲だけ、あま
り聴きたくは無い曲が繰り返し流れます。原曲は良い曲なのですが、この映
画で唄っている人は、確かに元の歌手を真似しているのでしょうが。どの曲
かは見てのお楽しみ。すぐに判ります(笑)。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★


