作品名
「電話を抱きしめて」’00年度作品
監督
ダイアン・キートン
出演
- ダイアン・キートン
- メグ・ライアン
- リサ・クードロー
あらすじ
イヴ(メグ・ライアン)は3人姉妹の真中。イベント企画の仕事をしてい
る。長女のジョージア(ダイアン・キートン)は編集長、末っ子のマディ(リ
サ・クードロー)はメロドラマの女優として活躍していた。3人の悩みは痴
呆症で療養所に入っている父親のことであった。日に何度も取り留めの無い
話を電話してくる父の話し相手はもっぱらイヴで、他の二人は忙しいとほと
んど面倒もみないありさまであった。イヴは不満で一杯であったが、父親の
ことを誰よりも愛し、一生懸命に看病していた。
父親の病状が悪化し、行方不明にもなった。その為イヴはノイローゼ気味
になったが、友人に励まされ元気を取り戻す。しかしとうとう父親は昏睡状
態になってしまった。ベッドの横には3人姉妹の姿が並んでいた。
お勧めポイント
ヒューマンドラマのようであり、しかしながらコメディの部分もふんだん
にあります。何より面白いのは3人が集まれば、けんかばかりします。その
勢いに周囲の人々は心配して見守りますが、本人達は言いたい事をひと通り
言うとケロッとしています。どこにでもいそうな姉妹で、会えば子供の頃の
ままケンカをするというところです。
父親が昏睡状態になった時も、3人はベッドの横で昔の女優の名前を思い
出そうと必死ですが、思わぬところから答えが返ってきてビックリします。
このシーンがこの作品の雰囲気そのままでしょうね。
この作品のメイキングも観ましたが、監督のダイアン・キートンがメグ・
ライアンと初共演で、会うまでメグ・ライアンってどんな人かと心配した様
子を語ってくれています。でも会った途端に意気投合したと言う通り、NG
シーンでカットが入った後でもアドリブが飛び出す所からも察しがつきま
す。できればDVDで見られた方が、そんな楽しいシーンを見ることができ
ます。
ダイアン・キートンは、この作品に出演もしていますが監督も兼任してい
ます。ダイアン・キートン出演作で私が好きなのは、「ミスター・グッドバ
ーを探して」です。この作品もチャンスがあれば見てみて下さい。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★


