作品名
「ニュー・シネマ・パラダイス」’89年度作品
監督
ジュゼッペ・トルナトーレ
出演
- フィリップ・ノワレ
- ジャック・ペラン
あらすじ
シチリア島の小さな村のお話。その村の唯一の娯楽は、映画館。その名は
「パラダイス」。映写技師アルフレードを慕っている少年サルバトーレ。彼
もまた、映画が大好きになっていた。そんなある日、映画館で事故が発生し、
アルフレードは失明する。そこでアルフレードの代わりにサルバトーレが映
写技師になる。やがてサルバトーレは青年に成長していた。
お勧めポイント
このメールマガジンを購読している人で、この映画を知らない人はいない
でしょう。でも1周年記念の本号で紹介しなければ、めったに紹介する機会
もなさそうなので選びました。この映画ほど映画ファンの為の映画は無いで
しょう。
今は家庭でビデオを利用して好きな時間に自由に映画を楽しむことがで
きますが、昔といえば娯楽も少なく、友人や家族と楽しめる場所というのは
映画館ぐらいしかありませんでした。そしてそこは映画を楽しむだけではな
く、社交場であったり、出会いの場であったりしました。日本でも毎週のよ
うに新作が封切られ、高倉健さんや鶴田浩二さんはドスを振り回し、渥美清
さんは列車の車掌を毎回やっていました(笑)。そんな背景は「蒲田行進曲」
がうまく表わしていますが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は観客側の風
景を見事に描いてくれています。
この作品は何度見ても笑わせてくれ、泣かせてくれる作品です。この機会
にもう一度観てみませんか?映画よ永遠に。
ポイント
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★★
スッキリ度:☆☆☆
感動度 :★★★★★

スポンサーリンク

