作品名
「カワイイ私の作り方」 ‘11年度作品
監督
ジム・フィールド・スミス
出演
- ジェニファー・ガーナー
- ヤラ・シャヒディ
あらすじ
米国ジョンソン郡では毎年バター細工選手権が開催される。これはバターを使った彫刻を制限時間内に製作し競うものだ。毎年優勝はピクラーだったが、長年の独占状態に市長から引退を諭された。
ピクラーは直ぐに納得したが、治まらないのはピクラー夫人(ジェニファー・ガーナー)だった。知事選にも立候補するつもりでいるのに、こんなところで汚点を残したくないようだ。
ピクラー夫人は、夫にそのつもりがないのなら、自分が出るしかないと猛特訓をして参加を決めた。
他の参加者は、参加することに意義があると思ったピクラー夫人の友人とピクラーの浮気相手、そして才能があるとピクラーが見込んだ孤児のデスティニー(ヤラ・シャヒディ)だった。
おそらくピクラー夫人とデスティニーの一騎打ちの様相だ。
お勧めポイント
バター細工選手権をテーマにしたコメディ作品です。
まずバターで作られた彫刻を色々と観れますが、いずれも芸術的評価の高いものばかりです。ちょうど『札幌の雪まつり』の作品が机に載るぐらいにしたようなものです。
登場人物はみんな個性があります。外見と違って優しい人や目立つ存在でないと気がすまない人などです。でも物語が進むうちに新たな発見をして変わっていく人もいます。
笑えるシーンは、選手権応募会場へ入ってくる人々はそれぞれ個性があります。これを見るだけでもこの人はこんな人かなと考えてしまいます。
孤児のデスティニーはすごい境遇の里親をたらい回しにされて、無能な自分を悲観しますが、たまたま手にしたバター細工に自分の才能に目覚めます。
「X-MEN」や「グレイテスト・ショーマン」で有名なヒュー・ジャックマンがチョイ役で登場します。こちらも楽しみなところです。
最後はちょびっと涙が出そうなシーンもありますが、全編を通じて笑える作品です。
ポイント
笑える度 ★★★★
ファイト度 ☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★
スッキリ度 ☆☆
感動度 ★★★


