作品名
「すべては君に逢えたから」 ‘13年度作品
監督
本木 克英
出演
- 玉木 宏
- 高梨 臨
- 木村 文乃
- 時任 三郎
- 倍賞 千恵子
あらすじ
独身の黒山(玉木宏)は、Webデザイン会社の取締役だ。社員には厳しく接していたが、仕事の疲れを癒すのは秘書が借りてくるレンタルビデオだった。いつも黒山の希望にあった作品を探してくれていた。
ある日、黒山はいつものレストランでOLらしき一人の女性を見掛けた。彼女は佐々木(高梨臨)と言い、演劇のバイトをしていた。佐々木は黒山が常連のバーでも隣り合わせになった。これは偶然か?運命か?
山口(木村文乃)は服飾デザイナーだ。企画中のイベントでトータルデザインを任され、その仕事に全集中していた。彼女には遠距離恋愛している彼氏がいた。
宮崎(時任三郎)は新幹線の運転手をしていたが、退職することを決めた。ガンの告知を受けて、余命を家族と過ごす時間に優先したからだ。
パティシエの大島(倍賞千恵子)は、新作のクリスマスケーキを完成させ、クリスマスの準備を終えた。
それぞれがクリスマスが来るのを心待ちにしていた。どんな状況の人にもクリスマスはやって来る。
お勧めポイント
クリスマスを迎える10人の男女を取り上げたロマンティック作品です。
それぞれの登場人物が無関係でありそうで、実は関係があったりと、最後の最後までストーリーが見えないところがあります。その関係が分かった時、『ここで繋がるのか!』っと涙が溢れてきます。
良いコトがある人もいれば、悪いコトがある人もいます。でもこの作品に登場する人々は、長い目でみれば悪いコトが訪れた人でもクリスマスという短期ではハッピーなことがありました。
クリスマスと言えば、独身のイベントのように思う人もいると思いますが、家族連れの人もいます。独身でも恋人のいる人、いない人、いろんな人がいます。施設で育って母親の顔も知らない子供も登場します。
本作は主演級の俳優さんが多数登場します。最後に登場して良い処をさらっていく人もいます。
『想いは言葉にしないと伝わらない』何かのチャンスがないと口に出せないものですね。
先ほどクリスマスは誰にでも訪れると書きましたが、クリスマスなんて要らないと思っている人もいます。でもちょっとした出来事でもラッキーなことがあれば、それはサンタがくれたプレゼントです。ちょっと微笑んで神様にお礼を言いましょうね。
ポイント
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★★


