作品名
「センセイ君主」 ‘18年度作品
監督
月川 翔
出演
- 竹内 涼真
- 浜辺 美波
- 佐藤 大樹
あらすじ
高校生になったら恋人は自然に出来ると思っていた佐丸あゆは(浜辺 美波)は、生まれてこの方、失恋記録更新中だ。告った瞬間に振られてばかりだった。
いつものように牛丼屋で失恋大食い祭をしていた処に、ひょんなことから出会ったのが新任クラス担任の弘光 由貴【よしたか】先生(竹内 涼真)だった。
これこそ運命の人かとアタックを開始したが、この教師、至ってクールに彼女に接し続けた。そんなことではめげない佐丸は、猛烈なアタックを続けた。友達の澤田 虎竹(佐藤 大樹)も一途な佐丸のことを心配していた。
学校の芸術祭で合唱コンクールに参加することが決まった。弘光先生の役に立ちたいと思った佐丸は、澤田と共に実行委員に立候補した。
弘光先生は日曜日に佐丸を誘った。これをデートと勘違いした佐丸は喜んだが、当日、澤田もいた。これは合唱曲を決めるためで、実行委員の二人を同行させただけであった。
澤田は佐丸の気持ちを知りながら、それを弄ぶような弘光先生に怒って帰ってしまった。ピアノコンサートへ連れて行かれたが、このピアニストの女性が臨時教師として学校に現れた。
お勧めポイント
青春ラブ・コメディ作品です。
主演の浜辺 美波さんが前半、ドタバタ喜劇を繰り返します。こんな天然な子が本当にいるのだろうか?と思いながらも、その純粋さ、常にポジティブな全力投球に、じっと見守ってしまいます。
ところがラブ・コメディが一転して、後半はピュアロマンスが前面に登場し、芸術祭からが全力投球の本番です。
極めてクールな弘光先生も新人類と言えます。そして佐丸も怒りの頂点に達した時のリアクションが笑えます。こんなことをする女子が本当にいるのでしょうか?(笑)この二人、やはりお似合いなのでしょう。
さて、この作品、「青空エール」の竹内涼真さんと「君の膵臓をたべたい」の浜辺美波さんが主演です。そして「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督です。これらの作品が好きな人にはお勧めの一作です。
原作は同名のコミックで、原作者は幸田もも子さんです。
私の場合は、最後に登場する主題曲「I WANT YOU BACK」(TWICE)からこの作品にたどり着きました。オリジナルはマイケル・ジャクソン(ジャクソン5)が歌ってました。Youtubeでもこの作品の出演者とコラボしたTWICEバージョンがありますので、ぜひ聞いてください。
先ほども書きましたがこの物語の最後は、観て良かったと思わせる十分な展開です。ぜひご覧くださいね。「自分が幸せだからと、相手の幸せを邪魔してはいけない」良い言葉です。
ポイント
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆
ほのぼの度 ★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★


