作品名
「花束みたいな恋をした」 ‘20年度作品
監督
土井 裕泰
出演
- 菅田 将暉
- 有村 架純
あらすじ
大学生の山音 麦(菅田将暉)と八谷 絹(有村架純)はひょんなことから出会ってしまった。
でもそれは偶然ではなく必然の出会いだったかもしれない。二人の価値観はあまりにも似すぎていた。世の中には自分に似た人が3人いると言われるが、その一人に出合ってしまったようだ。
程なく二人は付き合い始めた。お似合いのカップルとしか言いようがない幸せな日々は、親の忠告を聞くこともなく同棲に発展した。
やがて学生時代が終わり、二人は社会人になった。と言ってもフリーターの生活だった。
絹はこの暮らしを続けたいと思っていたが、麦は違った。もっとお金を稼げるようになりたいとベンチャー企業への入社を決めた。
二人のすれ違いは少しずつ広がっていった。
お勧めポイント
菅田将暉さん、有村架純さん主演のヒューマンロマン作品です。
出会った頃の二人はお互いの興味あるものは尽く一致しました。こんなに合う他人がいるのだろうかと思ってしまいます。実は私も麦や絹との共通点を発見しました。それは映画の半券をしおり代わりに使うことです。これで私も二人の友人になれました(笑)
さらに主人公がネットの地図に姿が写っているというのがありましたが、私も2年程写ってました。これは本当に美味しいネタでした(笑)これで二人とは親友に感じました(爆)
でもこんな二人の仲が一生続かないのは、人間はどうしようもない生き物なのでしょうか?
麦と絹がファミレスで昔の自分たちにそっくりなカップルを見て涙するシーンは、歴史は繰り返すという言葉が浮かんできて思わず貰い涙しました。
監督は「涙そうそう」の土井裕泰さんです。「涙そうそう」が好きな方には本作もド本命の一作だと思います。
タイトル「花束みたいな恋をした」を考えてみました。花束はいくつになっても貰ったら嬉しいものです。でも花束はその姿を永遠には残せません。だからこそ嬉しく、何時までも記憶に残る恋だと言う意味合いが含まれているのでしょうか?
この週末は本作をゆっくりとご鑑賞ください。
ポイント
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆
ほのぼの度 ★★★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★★


