作品名
「めぐり逢い」 ‘57年度作品
監督
レオ・マケリー
出演
- ケーリー・グラント
- デボラ・カー
あらすじ
豪華客船での船旅で、めぐり逢った男女。ゴシップ多き画家と歌手の女性。
最初はすれ違っていた二人が、船が終着地につく頃には、愛し合うようになった。しかし、お互いの生活を清算してからでないと結ばれない二人は、1年後にエンパイアステートビルの展望台で再会することを誓って別れる。
果たして1年後の約束の日、二人はエンパイアステートビルへと向かっていた。その途中で運命のいたずらか、彼女は交通事故に遭遇してしまう。
お勧めポイント
トム・ハンクスとメグ・ライアンが主演した「めぐり逢えたら」という映画がありました。その映画で主人公たちが話題にしていたのが、この映画です。
主演のケーリー・グラントの代表作といえば「北北西に進路を取れ」、デボラ・カーの方は「王様と私」といずれも超有名な俳優さんです。それだけに演技は一流のものを楽しませてくれます。
今ならもっと簡単に結ばれていた二人でしょう。そこに当時の奥ゆかしさを感じます。ちょっとした誤解から、すれ違ってしまった二人は、どうやって真実を知るのでしょうか?
ラストでケーリー・グラントがすべての真実を知って、自分がいかに愚かな事をしていたのかを背中で語るシーンがあります。背中だけで観ている人達に、彼の心の内を表現してしまうケーリー・グラントには、演じるって、こういうことを言うのだと感心させられます。
この映画は2度映画化され、その後に「めぐり逢えたら」が製作されました。お勧めは第1作目のケーリー・グラント主演の方ですので、お間違いなく。
ポイント
笑える度 ★★
ファイト度 ☆☆
ほのぼの度 ★★★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★★★

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