配信

No.695 劇場版 からかい上手の高木さん

作品名

劇場版「からかい上手の高木さん」 ‘22年度作品

監督

赤城 博昭

出演

  • 声:高橋 李依、声:梶 裕貴

あらすじ

 高木さん(高橋李依)と僕・西片(梶裕貴)は中学の同級生だ。しかも机は隣同士だ。高木さんはいつも僕のことをからかってくる。こちらが主導権をとっているつもりだが、気がつけば高木さんに一本取られている毎日だ。
 
 いよいよ僕たちは中学最後の夏休みを迎える。もっと高木さんとの距離を縮めたいが、奥手の僕が勇気を出そうとすると、上手く高木さんにかわされてしまう。
 
 でもきっと高木さんも僕と同じ気持ちなんだと思う。だから僕が勇気を出しそびれたら、ドキッとするほどストレートに表現してくれる。それがストレートすぎて、やっぱり引っ込んでしまう僕だった。
 
 夏休みの始めに捨て猫を発見した。高木さんと猫の面倒や飼い主を探したりと毎日会える口実が出来た。やった!

お勧めポイント

 ほのぼのとした青春ど真ん中の物語です。
 
 中学生の頃って、何かにつけて女の子の方が年上に感じられるものです。それを上手くつかってくるのが高木さんです。数分に一度繰り返される高木さんと西片のやりとりに心がキュンとする連続です。
 
 それぞれの声優さんの声とキャラクタのイメージがぴったりです。こんな二人を見つけたら誰もが応援したくなりますね。やりとりを見ているだけで、幸せな気分になれます。心から温めてくれます。
 
 西片君は高木さんだけでなく、誰にでも優しい男の子です。特に小さい子やネコにも優しいです。それをちゃんと見ている高木さんです。同じようなことをお互いに思いつくとこも多々あります。相思相愛とはこのことでしょう。
 
 BGMは随所に流れます。それに伴ってテンポよく物語は進んで、あっという間にエンディングです。もう一度と何度でも観たくなります。エンディング曲と共に流れる名シーンに泣けてしまいます。
 
 エンディングで終わりかと思ったら、さらにダメ押しのワンストーリーがありますからね。しっかり最後まで観てください。ここでまた泣けますよ!終わったと思って油断していたら、からかい上手の高木さんに一本取られます(爆)
 
 原作は、山本崇一朗さんのコミック作品です。本作が気に入った方は、原作コミックも読んで下さいね。
 
 寒い冬にはぴったりの心温まる物語です。

ポイント

笑える度   ★★★
ファイト度  ☆☆☆☆
ほのぼの度  ★★★★★
スッキリ度  ☆☆☆
感動度    ★★★