作品名
「ふたりで終わらせる」 ‘24年度作品
監督
ジャスティン・バルドーニ
出演
- ブレイク・ライブリー、ジャスティン・バルドーニ
あらすじ
リリー・ブルーム(ブレイク・ライブリー)はボストンへやってきた。ここでフラワーショップをやろうとしていた。開店の準備中に飛び込んできたバイト希望の女性と意気投合し、手伝ってもらうことに決めた。
早速、彼女の恋人と兄貴が店にやってきたが、その兄貴は数日前にひょんなことからリリーと危ない関係になりかけたライル(ジャスティン・バルドーニ)だった。
最初に会った時もそうだったが、ライルは熱烈にリリーへのアプローチを繰り返した。そして二人は結ばれた。
リリーの妊娠も分かり、幸せな新婚生活が迎えられると誰もが、そう思って疑わなかった。しかし、ちょっとしたことから幸せだったはずの新婚生活は崩れ始めた。
お勧めポイント
ラブストーリ-ということで観たのですが、この作品は単なるラブストーリーではありませんでした。
何の前提知識もなく観始めた途中から、”え!”と思ってしまいました。しかしこの”え!”は、気持ちを引かせるのではなく、作品に没頭して主人公と一緒に涙してしまう気分になりました。どんな結末が待っているのだろうかと興味を引きました。
この作品のタイトルは、最初から何か意味深に思えてましたが、ラストを迎えて、そういうことかと納得しました。よく出来たタイトルです。
この物語は全世界で発行部数1000万部を超えるベストセラーだそうです。その理由もこの作品を観ればわかります。
女性の方は主人公の身になって、男性の方は主人公の旦那さんの身になって、考えてみてください。自分はこんなことはしないと思っている方も、ちょっとしたところから崩れていくのだと恐怖を感じました。
ちょっと変わったところでは監督が主人公の旦那さんも演じてます。
温かい季節を迎えてきました。これぐらいの時期にご覧になるにはちょうど良い作品かもしれません。もっと寒い時期だと気分が落ち込みそうです。もっと暖かい時期だと自分の身だと考えるのが難しいかなと思います。
どうぞ、大切な人とこの作品をご覧ください。
ポイント
笑える度 ★★
ファイト度 ☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★★


