No.734 キング・コング
作品名
「キング・コング」 2005年度作品
監督
ピーター・ジャクソン
出演
- ナオミ・ワッツ
- エイドリアン・ブロディ
- ジャック・ブラック
あらすじ
世界的な大恐慌時代のアメリカで、アン(ナオミ・ワッツ)は舞台女優として人々に笑いを届けていた。
不況は業界にも押し寄せ、興業主は賃金を払わずに夜逃げした。一分の願いを掛けてオーディションに応募したが履歴書の封も切らずに送り返されてしまった。なんとか紹介してもらった所はストリップ劇場だった。
カール(ジャック・ブラック)は映画監督。大自然映像が得意であったが、不況の折、マネージャーからの評価は下がる一方だ。制作中止が決まり、主演女優も降りると知らされた。カールは中止の知らせを無視して主演女優と同じサイズの女性を探し歩いた。
偶然か、運命か、アンとカールは出会ってしまった。カールを胡散臭く、また騙されると思ったアンだが、尊敬するジャック(エイドリアン・ブロディ)の脚本だと知り、ロケに参加することにした。
ジャックは脚本を書くだけでロケに参加するつもりはなかった。だが未完であったことからカールの策略にかかり、ロケに同行する羽目になった。
向かう先は骸骨島。最後の未開地を撮影し起死回生の作品とすべく、航海は進んだ。
お勧めポイント
なんどか映画化されており、”キング・コング”を知らない人はいないと思います。本作は188分の大作です。監督は「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のピーター・ジャクソン。「キング・コング」には深い思い入れがある監督だからこそ188分は必要でした。見終われば全然長く感じません。
この物語の背景はどういう時代か、冒頭の歌でそれを教えてくれます。やる事成す事すべてがうまくいかず、それでも必死に生きるアン。撮影への情熱は有り余るほどあるが、逮捕状まで出たカール。一緒に航海している間にアンに惹かれて、ついにはアンを主役にした喜劇構想も考えるジャック。このヒューマンドラマ、ラブドラマが最初の1時間。
中盤は、インディージョーンズか、ジュラシックパークか、アドベンチャー大作の1時間が楽しめます。もちろんキング・コングも大暴れします。
そしてラスト1時間は、これはタイタニックかというようなキング・コングとアナのラブロマンスで幕を下ろします。
今までは描かれなかったキング・コングやアンの個性が詳細に描かれている点に注目。キング・コングとのコミュニケーションでアンがダンスやジャグリングを披露するシーンやそれをあざ笑うキンゴ・コングの振る舞いなど、この伏線があるから、ラストは涙します。特殊技術はキング・コングを役者としても進化させました。
「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツさん、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディさん、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックさん、いずれも主役を張れる顔ぶれに、新鋭キング・コングさんまで登場するのですから、188分は間違いなく短いです。ピーター・ジャクソン監督の会心の一作です。
キンゴ・コング、最後に見たのがアンだったのは本当に幸せ者です
ポイント
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★
スッキリ度 ☆☆☆
感動度 ★★★★


