作品名
「エブリディ イズ バレンタイン」 ‘01年度作品
監督
バリー・ウォン
出演
- レオン・ライ
- セシリア・チャン
あらすじ
OK・ライ(レオン・ライ)は、不動産会社に勤める優秀社員で、何か問
題があっても言葉巧みにその場を治めてしまう。
OKは偶然、一人のOLと出会った。そのOLはワンダフル(セシリア・
チャン)という名で、7年間つきあった彼氏に裏切られ、別れた直後だった。
ワンダフルは、「男はみんな嘘つきだ」と軽蔑しながらも、僧侶から告げられ
た運命の人との出会いを期待していた。
ワンダフルの勤める会社に、社長の従妹が赴任することになった。その名
前が「ライ」だと知り、出会った「ライ」がその人物だと思ってしまった。
OKは僧侶から「ウソはつくな」との助言をもらった。それを忘れてはい
ないが、状況は彼にウソをつかざるを得ない方向へと導いた。
お勧めポイント
『特別な日だから何か特別な事が?』世の中、そんなにロマンティックな映
画のように出来ていません。でも何かがあれば、その日が特別な日です。
何かきっかけがあれば、成りたい自分に、本当の自分に、代わることが出来
るのです。そのためにわき道に逸れるのも、あとで考えれば必要な道だったと
いうこともあります。この作品の主人公は、ある出来事で改心します。
運命の引き合わせがあります。主人公の二人は幸運の輪を付けられた時から、
出会いが決められたのでしょうか。それとも生まれた時から決まっていて、僧
侶がそれを見える形にしたのでしょうか。
コメディタッチの全編です。観客がもういい加減飽きてきたかなと思ったの
を察したように、終盤はロマンティックな展開に代わります。
セシリア・チャンさんは、清楚でどこにでもいる平凡な女性役が良いです。
街を歩いていたらどこかですれ違うような人を演じています。
『星願 あなたにもういちど』での愛くるしい表情が本作でも健在です。
この作品を観たら、本当かどうかチベットでキスをしてみたくなりました
(笑)。きっといつも以上に心臓がドキドキと高まるのでしょうね(普段でも
そうですが;汗)。
バレンタインも近づいてきました。でも何も特別なことがない、と思ってい
る人々に、この作品を贈ります。
ポイント
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★
スッキリ度:☆☆
感動度 :★★


