作品名
「ランデブー!」 ’10年度作品
監督
尾崎 将也
出演
- 宇野 実彩子
- 川野 直輝
あらすじ
谷山めぐる(宇野 実彩子)は、売れない女優であった。今日もオーディ
ションがあるというのに、前日遅くまで友人と飲み明かしてしまった。
オーディション会場に向かう途中、道端で携帯電話が鳴っているのに気付
いた。躊躇したが、その携帯にでてみると、その携帯の持ち主である矢島(川
野 直輝)という男であった。
オーディション会場に向かいながら、矢島との待ち合わせのために、拾っ
た携帯電話も持参した。ところがその携帯電話がオーディション中に鳴り出
したから、それでなくてもプレッショーだらけの谷山は、案の定、落選した。
そのショックで矢島との待ち合わせも忘れた谷山は、携帯電話を持ちなが
ら、街をさまよった。
ようやく携帯のことを思い出した谷山に、刑事と名乗る怪しげな人物が近
づいてきた。
お勧めポイント
サスペンス・コメディ作品です。でもほとんどコメディで、たまたまストー
リーがサスペンスという感じです。
主演は、音楽グループAAAのメインボーカルの宇野実彩子(うの みさこ)
さんです。この作品では歌ったり、踊ったりするシーンはありません。飄々と
した主人公の、どこか憎めない明るいキャラクターが良く似合ってます。
物語の途中からドタバタが始まりますが、ここからが見ていて楽しいです。
携帯電話の持ち主という矢島に刑事まで絡んできて、誰が良い人か悪い人か、
ストーリーも気になります。
さて、悪人は誰という物語の結末とは別に、女優として目が出ないままの主
人公がどうなるのかという話題があります。女優の道を諦めて親が勧めるよう
に田舎に帰ろうとも考えます。
ストーリーの最後は、なかなか感動できる内容です。おしゃれな演出です。
ロバート・デ・ニーロやダスティーン・ホフマンの話も出てきて、映画好きに
もたまらない会話です。もう一度やってみようという気になる会話です。
リズミカルな音楽も、この作品にピッタリです。
この週末はこの作品を、梅サワーなんかを飲みながらが似合いそうです。
ポイント
笑える度 :★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆
感動度 :★


