作品名
「おばちゃんチップス」’06年度作品
監督
田中 誠
出演
- 船越 栄一郎
- misono
- 京 唄子
あらすじ
上司の尻拭いで家弓(船越 栄一郎)は、会社をリストラされた。そこで、
かねてから研究していた大阪弁を学びに、非常勤講師として、大阪で暮らす
ことにした。
賄い付きの下宿先は、大阪のおばちゃんらしい千春(京 唄子)らがいる
下町情緒の残るところであった。最初は慣れない大阪の雰囲気に、面食らっ
た家弓だったが、えげつなく思えたおばちゃんたちとも仲良く暮らし始めた。
下宿先の裏には、麻衣子(misono)という若い女の子が住んでいて、マジ
メで優しい家弓のことを、何かと面倒をみてくれた。
ところが、そんな町に、地上げ屋の手が伸びていた。
お勧めポイント
大阪の下町情緒あふれる人間ドラマです。
主演の船越栄一郎さんは、テレビドラマでもよくご存知のことと思います。
あの優しい雰囲気で、大阪のえげつないおばちゃんや、ソロバン上手の商人
(あきんど)たちと、どのように接していくのか、これは見ものです。
大阪弁と標準語のイントネーションの違いは、どこなの?と思う人にも、
その違いを分かりやすく教えてくれます。この作品を見た直後から、大阪弁
のイントネーションで話せること間違いなしです(笑)。
共演には、名もないけれど、大阪に、うじゃうじゃいるおばちゃんたちが
多数登場しています。また、吉本の芸人さんたちも出ていて、場を盛り上げ
てくれます。
共演のmisonoさんは、他の作品で観たことがないのですが、エエ味を出し
ています。プロフィールを探してみると、京都出身ということで、当然、大
阪弁も流暢に話されます。その明るいキャラクタも大阪によくいる元気なお
姉さん、そのものです。
2時間ドラマの帝王と言われる船越さんのコメディで、今度の週末を笑い
飛ばしてみませんか?
ポイント
笑える度 :★★★★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★


