作品名
「地球の中心で、愛をさけぶ」’04年度作品
監督
行定 勲
出演
- 森山 未來
- 長澤 まさみ
- 大沢 たかお
- 柴咲 コウ
あらすじ
朔太郎(大沢 たかお)の婚約者、律子(柴咲 コウ)は、突然姿をくら
ました。その行き先は四国だった。彼女を追いかけて朔太郎も四国へ向かっ
た。朔太郎にとって四国は生まれ故郷であり、初恋の思い出の場所であった。
四国へ渡った朔太郎は、律子を探しながら封印をしていた記憶を思い出し
ていった。それは初恋の人であり、不治の病に倒れた亜紀(長澤 まさみ)
との愛の日々であった。
高校生の時、朔太郎(森山 未來)は同級生のアキ(長澤 まさみ)と惹
かれあい、深夜ラジオへの投稿やテープ日記の交換とお互いの距離を近づけ
ていった。
お勧めポイント
2004年邦画ヒット作品の一つです。
冒頭に出てくるカセットテープにどんな意味が秘められているのか、物語
の後半になるまで良く判りません。物語のすべてを理解してから、もう一度
全編を観ると、最初から涙があふれてきます。
幸せな時はすべてのことが永遠に続くかに思えて、あっと言う間に過ぎ去
ってしまいます。その凝縮された記憶は、もしかしたら一生分の宝なのかも
しれません。忘れようと努力しても、蓋が外れるや否や、堰を切ったように
あふれ出てきます。
過去のどこかに置いてきた心も、ちょっとした出来事で現代に蘇ってきま
す。そのとたんに肩の荷がおりて、明日へ進む気になります。もしかしたら
それはちょっとした誤解からできたものかもしれません。
いよいよ今年もあとわずかです。昨年の今頃思っていたことを、今年は実
現できましたでしょうか?来年を迎える心の準備はできましたでしょう
か?
来年はあなたの中心に何がくるのでしょうか?
すべての人へ、
良いお年をお迎えください。
ポイント
笑える度 :★
ファイト度:☆☆☆☆
ほのぼの度:★★★★
スッキリ度:☆☆☆☆
感動度 :★★★★


