No.743 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション
「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」 2025年度作品
松木 彩
事故や災害発生時に、オペ室を備えた特殊車両でいち早く現地へ駆けつける救命医療チームはMER(Mobile Emergency Room)と呼ばれる。東京での活躍が全国に展開されつつあった。
今回、沖縄・鹿児島の離島での救命対策として、「南海MER」が試験運用されることになった。南海MERでは牧志秀実(江口洋介)をチーフ候補とする4名から編成されていた。東京MERからも喜多見(鈴木亮平)チーフドクターと看護師の蔵前夏美(菜々緒)が指導スタッフとして派遣された。
試験運用から半年が経ったが、南海MERの出動は1度だけ。それもMERの特色であるMER車両でのオペ室は使われなかった。オペの判断を迫られた牧志チーフ候補は、患者の状態からMERでのオペを回避したからだ。それが上層部や南海MERのメンバーから反発された。
南海MERの存続会議が東京で行われ、第三者委員会など大多数は、南海MERの解体を主張した。
時を同じく、トカラ列島の諏訪之瀬島で火山が噴火した。目の当たりに見た牧志チーフ候補は、MERの出動を独断で決め、行動を開始した。
TOKYO MERの活躍を描いたアクション大作です。
今回は火山噴火という大規模災害を描いています。今、日本各地で大規模災害が実際に毎月のように発生しています。こんな時に不謹慎なというよりも、いつ自分の身近に起こるかもしれない自然災害への心構えを準備しておくことも大事かなと思います。
牧志チーフ候補の日ごろの行動を見ている人たち(観客を含めて)には、平和な日々で良かったなと思わせてます。でもいざ災害が発生した時、牧志チーフ候補の言動に、平和な時を何も考えずに過ごしてしまっていたこと、牧志チーフ候補の凄さを見過ごしていたことに、自分を恥ずかしく思います。
以前ご紹介した『ボルケーノ』(No.008 2000年1月20日配信)、そして今回の『TOKYO MER』。作品を通じて描かれる「今、自分にできる小さな一歩を踏み出す大切さ」を胸に、互いに支え合いながら、一日も早く穏やかな日常が戻ることを祈っております。
各地で自然災害の猛威が顕著になっています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
笑える度 ★★★
ファイト度 ☆☆☆☆☆
ほのぼの度 ★★★
スッキリ度 ☆☆☆☆
感動度 ★★★★
